連日猛暑日が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
ブログ投稿、すっっかりご無沙汰になってしまい申し訳ございません。
感染が一度少し落ち着いたかと思いきや再び全国で広がりまだまだ気の抜けない毎日ですね。半年前には想像もできなかったコロナと共存する世界、予想以上に長期戦となり、世界中で蔓延しているウイルスの威力を実感します。
このコロナ禍を通して、自粛期間中や緊急事態宣言が解除されてから、さまざまな事が頭の中で巡り、改めて自分とじっくり向き合う時間となりました。留学し始めて間もないタイミングだったのでもちろん混乱や不安も感じますが、それでもステイホーム期間を家族と過ごせてよかったなと思います。この期間中、心が痛む悲しいニュースも多々ありました。日々の生活への感謝の気持ちを忘れずに、少しずつ人間として成長できるよう前を向いて歩んでいきたいです。
先日日本に帰国しましたが、長い梅雨が明けた日本の夏の酷暑にまだ身体が慣れません。。ベルリンは7〜8月は比較的涼しく、時折30℃近い日もありましたが、基本的に20℃前後の日が続いていました。東京でのセミの鳴き声や湿度が高く寝苦しい夜に、日本の夏だなあとしみじみ実感しています☀️
7月にベルリンに戻ってから、それぞれの国のコロナ感染対策について実感したことがありました。まず、ドイツではお店や公共交通機関など室内ではマスクの着用を義務付けられています。ですが、外では7〜8割の人がマスクを着けず歩いています。これはベルリンに戻ってから驚いたのですが、外でマスクを着けて歩いている人をほとんど見かけず、多くの人が室内に入ると同時に着けてお店を出た途端すぐにマスクを外すのです。たしかに屋外の人が少ない場所ではつけなくても飛沫が飛ぶことはあまりないとは思いますが、外で数人でお喋りをしながらでもマスクをしていないと心配だなあ…なんて感じていました。でもヨーロッパ圏の方々は私たち日本人に比べて、生活の中でマスクを着けることに慣れていないからやはり抵抗があるのでしょう。
ただ、電車やバス、スーパーなどでは口と鼻を必ずマスクで覆わないと入れない、入ってはいけないルールが定められているのでそれに関しては徹底されていますね。時折マスクを忘れて来るお客さんもいて、慌てて着ているTシャツの襟元を伸ばして鼻まで覆っているのを見ると、それははたして意味があるのか、、?可笑しくてつっこんでしまいそうになりました😂
スーパーや飲食店などのお店では、消毒液が至る所に置かれていたり、1.5mのソーシャルディスタンスを保つように指示が書いてあったり、これは日本と同じ様に対策されています。
日本でどの程度ニュースに取り上げられたか分かりませんが、8/1にベルリンで大規模な抗議デモがありました。これは、政府の感染抑制(マスク着用義務化など)は人権と自由の侵害と主張するためのデモでした。約130万人もの人々が集まったらしく、写真を見るとあまりに人が密集していて驚きです。そしてほとんどの人がマスクをせず、ソーシャルディスタンスも保たれていませんが、、感染爆発にならなかったのか…心配ですね。これまでの感染対策に対する我慢が爆発したのだと思いますが、それにしてもこれだけたくさんの人々の行動力に圧倒されます。
実際、ドイツ国内でも先週頃から再び感染者が増え始めて、国内の感染者が1日に1000名を超えるというニュースも目にしたので、日本のみならず欧州でも第2波がやってきているのでしょうか。
日本のクラシック関連のコンサートは収容人数を減らしながらぼちぼち再開してきているようですが、以前のようなコンサートのスタイルに戻れるのはかなり時間がかかるのではと思います。
私も今夏〜秋はまた少しずつ演奏活動再開できそうでとても楽しみです。既にいくつか中止となってしまった公演もありますが、現段階で予定されているコンサートは無事に開催できることを祈ります。
まず来週23日、久々にリサイタルをさせて頂きます。日本での久しぶりのコンサート、お客様に生の音楽を直接お届けできることが本当に嬉しく、わくわくしています。当初5月17日に予定していた公演ですが、会場の収容人数を半分以下に減らして、感染対策を行いながら延期公演を開催できることになりました。そしてご来場頂けないお客様のために、コンサートを¥1500でライブ配信して頂けるようです。会場でのお席は完売間近となっておりますが、配信ではお時間が合えばお気軽にご自宅でもお楽しみ頂けます。
http://www.iwasaki.ac.jp/museum/pg248.html#200823
今後のコンサートも随時お知らせいたします。
週明けも厳しい暑さが続きそうですが、くれぐれも熱中症などお気をつけてくださいね!
ブログ再開宣言をしたのでまた近いうちに投稿したいと思います(更新頑張ります…)😂